世界フィギュア2007 エキシビションツアー


29日に行ってきました、なみはやドーム


もうね、圧巻の一言でした。
TVじゃ伝わらない魅力ってあるんだね。


オープニングのライトの演出で、すでに「おおおぉぉぉ!!」と感動気味の私。
まだ早いから!  まだリンクに誰もいないから!(笑)
だって、あの「音と光の祭典」みたいな雰囲気、大好きなんだもん。
USJの年間パスポート買って、何度も夜のショーを観に行ってた人間だもん・・・。
ディズニーランドの夜のパレードが好物だもん・・・。


世界トップの選手ばかりで、そりゃあ皆オーラからして違うんだけども、
なかでも印象に残ったのは中野友加里選手の演技。
アナタ体重無いんじゃないの!? と思うくらい、ふわっと軽やかでしなやかで、何をしてても何もしなくても、とにかく綺麗。何気ない腕のひと振り、ふとした指先の仕草、何もかもが可憐でした。
生身の人間じゃないみたいだー、と。
ホントに私と同じ生き物なんだろうか、と。
あ、「誰かに似てる」って思って見てたんだけど、今やっと気づいた。
ICO』ってゲームに出てくるヨルダに似てるんだ、雰囲気が。


後はなんだろー、真央ちゃんが意外とクールだったり、キム・ヨナがTVで見るより可愛らしかったり(TVで見ると妖艶な感じだけど、生で見たら清純派ぽかった)。
エンディングで次々握手やプレゼント手渡しを求めるファンに応え続ける高橋選手とか。いい人すぎて泣ける。
だって他の選手はもう帰っちゃってるんだよ? 一人リンクに取り残されてるんだよ? 持ちきれない程貰ったプレゼント無理やり抱えて妙〜に傾いた体勢で滑ってるんだよ? 優しいなぁホント。


最後に滑った安藤選手の演技を見てたら、なぜだか泣けてきて、相方に見られないよう必死でごまかす私でした。
なんかね、世界選手権の感動を思い出してさ。
そんでもって、私あの時疲れてて涙腺緩んでてさ。(←待ておい)
だってー。
この日早退してスケート観に行くために、前日は深夜0時まで残業、当日も朝7時から午後4時まで昼食もとらずにノンストップで働いたんだもの。疲れて涙も出るっちゅうねーーん!!
だけど、そこまでして行くだけの価値がありました。最高だった。