猫に惚れた!!


猫〜!!
僕の顔をお食べ、ってか! お前はアンパンマンか! 
首に鈴なんかつけちゃって、お前はドラえもんか!
何だよ何だよ可愛いよお前!!




・・・いきなりごめん。
携帯アプリのゲーム「歪みの国のアリス」の話です。
  

こんなストーリーの、テキストホラーゲーム。

『お帰り、僕らのアリス』

主人公・葛木 亜莉子(かつらぎ ありこ)は夕暮れの学校で目を覚まします。
その目の前には、なぜかフードを被った怪しい男が。
驚く亜莉子に、男はチェシャ猫と名乗り、こう言うのでした。

 『さあ、僕らのアリス。シロウサギを追いかけよう』

人の消えた世界、妙なケモノ、妙なヒトたち。
アリス(=亜莉子)はチェシャ猫に導かれ、シロウサギを追いかけます。
その果てに待つものとは……?


そしてひとつの悲劇は、新たな惨劇を呼び起こす……。

(公式サイトより)



今日の昼前に運命の出会いを果たし、今現在、大ハマり中。
まだ全部のエンディングを見てないんで、しばらくハマってることでしょう。
基本ホラー・スプラッターが大の苦手なんだけど、なぜかたまーにハマるのよ。
あまりの怖さにヒィヒィ言いながら「九怨」クリアしたりとかねー。


以下若干ネタバレ注意報。


初めは「怖い!やっぱやめる!」とか1人騒ぎながらやってたけど、(←バカ)
最後のほうは、怖がってるのか泣いてるのか自分でも分からなくなりました。
これ・・・好き!
ただ怖がらせるだけのホラーは大嫌いだけど、こういうの弱いんだよー。
ラストの前向きさっていうか、全部受け入れて生きていこうとする姿勢が好きです。
九怨もそうだったなぁ。氣志團じゃない方のシックスセンスとかもね。


それにコレ、途中ホラーじゃなくなってるし。
第二次あんぱん紛争とか。楽しすぎるから。



アリスの「自分を肯定してくれる世界を創り出して、その中に浸る」って行為。
・・・小さい頃やってました、私。いきなりカミングアウト。
なんか自分と重なる部分があるんだよなぁ、アリス。
幸いアリスと違って、私の空想(妄想?)を否定する大人はいなかったし、自分が大人になるにつれ何となく空想世界とはお別れできましたけど。
もちろん、空想の中のヒト達が本気で私の目の前に現れたり、「シロウサギを追いかけよう」だの「おかえりぃ〜!!」だの「首になってずっとそばにいて」(ひぃぃぃ)だの言ったりしませんし。いや実際出てきたら怖すぎるから!
好きなんだよ、空想の世界に浸りすぎる子って、他人とは思えなくて。赤毛のアンとかさ。



登場人(?)物のなかで、チェシャ猫が好きです。大好きです。
こんな可愛いヤツ、他に知らんわ。
最初は「怖!!」と思った猫の顔。今は愛しいです。
でもこんな顔の生首が可愛いと思うとは・・・自分が怖い。
どんな顔か興味ある方は公式サイトでどぞ。
顔画像にリンク貼ろうかと思ったけど、顔だけ見ると本気でコワイのでやめました。夜中に1人で見るのはお勧めしません! 見て後悔しても責任取れませんのであしからず!
うっかり見ちゃって怖くなったら、いっそ最後までプレイしてごらんなさい。きっと好きになるから。(←無責任)


猫首欲しー。
いや、胴体もついてる方がいいか。
部屋で飼いたい。(飼う?)
ベッドで丸まってて、「おかえり、僕らのはるひ」なんて言って欲しいです。
本棚の上とかから「しる・・・ぶぷれ?」とか言ってて欲しい。
言葉の意味がイマイチ分からない時の聞き返し方で。
(ちなみに正解は「セレブプレイ」)



あと廃棄くんも好きです。