「レベル7」読了


レベル7(セブン) (新潮文庫)

レベル7(セブン) (新潮文庫)


宮部みゆきさんの「レベル7」、読みました。
26日の夜読み始めて、翌日は仕事しながら(早く続き読みてぇ〜〜!!)と一日中ウズウズしてました。
彼女の小説には、毎度のことながらぐいぐい引き込まれます。
費やした時間は2日間、実質4〜5時間かな? もうちょっとかかってるかな?
「もっとゆっくり味わって読めばいいのに」とか「すぐ読んじゃったらもったいなくない?」とかよく言われます。
・・・ムリ! 途中で本閉じられないって!! 一気に読み進めずにはおれませんよ。


ストーリーについては書きません。
ネタバレを避けてあらすじをまとめられる自信がありません・・・!!


伏線の張り加減が絶妙なんだよね。
あんまり露骨だと、最初からバレバレになっちゃうし。
でも隠しすぎると、いざ種明かしをした時には読者がすっかり忘れてて「??」ってなっちゃうし。
その辺の匙加減に脱帽です。
読み進んでいくと、ちょうどいいタイミングで、“さっき読んだあの一文”が浮かび上がってくる。ぞくぞくしますな。


映画も好き。芝居も好き。
でもやっぱり小説が大好き。