レポその2


続きです。相変わらずネタバレ注意。


照明がつくと、4人が拳銃を向け合ってる状態に戻ってる。

「くだらねぇ。俺は帰らせてもらうぜ」とキャロット。

逃げる気だな、と呼び止めるビーフ

ターゲットが逃げた日は、仕事で名古屋にいたと言うキャロット。

だが、殺し屋が名古屋にいた形跡を残すはずもなく、アリバイを証明するものはない。



「じゃあ決まりだ。お前が裏切り者だ!」

「そんなに証拠がほしけりゃなぁ、鉛弾ぶちこんでやるよ、お前の幼いオツムに!」

拳銃を突きつけあう2人。

なんか今回の公演、喧嘩のシーンがことごとくカッコいい気がする。

キャロット迫力あったなぁ。



「ち、ちょっと!」慌てて止めるエシャロット。

「こういう事は話し合いで解決しようよ。拳銃なんかしまってさ…」

拳銃を上着の下にしまいこむんだけど・・・・・・マイク擦り過ぎなんですけどー。腱ちゃーん? がっさごそ鳴ってるよー?

「ほら、僕はもうしまったよ」



睨み合いながら、やっと拳銃をおろした2人。

「よしエシャロット、じゃあ話し合いだ」

アリバイを問われ、自分のターゲットを追ってアメリカに行っていたと答えるエシャロット。

「証拠あんのか?」

「もちろんあるよ」

得意げに、すんごく得意げに取り出したのは、赤フレームの鼻眼鏡。

あははははははは!! ガブリエルきたー!!



大げさに下を向き、眼鏡をかける。

顔あげるとOh!ガブリエーゥル!!

アゴをひいて手を前で組んだガブリエルポーズ。漫才師が登場して名乗る時によくやるポーズね。

笑顔が怪しすぎて好き。

「本場アメリカのアメリカンジョークさ」

「ちょっと見てみたいですね」 と、パンドラの箱を開けてしまうポテト。

やめときゃいいのに・・・。

「オゥ、ワタシのアメリカンジョークみたいデスか? それでは・・・10ドルになりマース」

ポテトがすんごくしょんぼり。見たいなんて言わなきゃよかった…って顔。

寒いジョークくらいで、そんなに沈痛な顔する事無いと思う。



「それではワタシのとっておきのアメリカンジョーク、お見せしましょう」

ちゃっちゃ〜らら♪とストリップみたいな?音楽。赤っぽくなる照明。

「俺は先日、友人と自殺を決意した。何もかもが嫌になってな。川に飛び込んで死のうとしたとき、友人がこう言ったんだ。『ちょっと待ってくれ、一つ重大なことを言い忘れてた。実は俺、泳げないんだ』」

・・・(気まず〜い間)

「へいユ〜〜ウ! 自殺だから関係ないジャン!」

嫌そうな顔の3人、目配せして立ち上がり、エシャロットに拳銃を向ける。

「自殺だから泳げなくたって関係ないジャン! むしろオッケージャン!」

1人ハイテンションのエシャロット、拳銃を向けられてるのに気づくと一瞬で素に戻る。

「ちょっとぉ! 証拠見せろって言うから見せたんじゃないかよ!」

あのぉ・・・どの辺が“証拠”だったんでしょうか?




「そんなことより、ポテトはどこで何やってたんだよ!」

仕事していたと答えるポテト。

「お前もあれか。ターゲット殺りにどっか行ってたってやつか」

デザイナーの仕事と掛け持ちしてるのだという。

「昼はデザイナー、夜は殺し屋? 必殺仕事人みたいな奴だな、おまえ」

「そんないいもんじゃないですけどぉ〜」

笑顔でモジモジするポテトが可愛い。



「あ、これ! 僕がデザインしたんですけど、知ってます?」

なきたまちゃんの絵を見せるポテト。

「あ、泣き虫たまごじゃん」「なきたま」食いつくエシャロット・キャロット。

全然知らないビーフ

「じゃあ見せてあげるよ」と、エシャロットがスーツをはだけて“なきたまTシャツ”を見せる。

「あー!超レアじゃん!」とキャロット。

「レアとかあんの?」というビーフの問いは、おそらく客席の思いを代弁してくれたんでしょう。




「これをデザインしたってことは、ポテトはあのカリスマデザイナーのオダワラジョー!?」

興奮したエシャロットがポテトの本名を明かし、コードネームで呼べ! とビーフに叱られる。




「あ、これ新作のデザインなんですけど、よかったら」

デザイン画の紙をキャロット・エシャロットに渡すジョー。何やらキャラクターが描かれてる。

ビーフに渡したのは、セレブプレイのフライヤー!!



「かわいい〜」と盛り上がる3人に、

「か、かわいいの?」「可愛くはないよ?」と戸惑うビーフ

何いってんの、可愛いじゃん、憂喜。ねぇ?

「それ僕が今はまってるバンドのフライヤーなんです。まだインディーズなんですけど、セレブプレイっていう」

「しるぶぷれ?」

「セレブプレイ!」

これは3人一致で「知らない」

「今ラジオで流れてると思うんです」

懐からラジオを出すジョー。

ラジオ出た瞬間、ここで曲だけでも流れんのかと思わず期待したよ。




話はなきたまの事に戻り、

「(ビーフは)何で知らないの?」「(皆は)何で知ってるの?」ってんで、

Tシャツ以外にも色んなものにデザインされてるんだよ、とポット(なきたまイラスト入り)登場。

ちょっと可愛さに目覚めるビーフ




「あー!あとぉ、これ・・・!!」 クロヒゲ危機一髪を出すジョー、盛り上がる3人。

「これにもデザインしてんの? こういうメジャーなものにデザインしてるって凄いね」

でも、どこにもデザインされてない。

「これ何?」

「クロヒゲ危機一髪ですよ! 知らないんですか!?」 いいなぁ、天然ボケ。

「いやそれは知ってる。何で出したの?って」

ここでジョーが真顔で言い放ちました。

「遊びたいからに決ってるじゃないですか!!」

・・・・・・いい年の男がクロヒゲ危機一髪で遊びたいって・・・・・・!!

「今? このタイミングで? だって、デザインの話しててー、Tシャツ出ましたー、ポット出ましたー、これ出ましたー、これにもデザインされてるって思うよな?」

ビーフの口調がたまらなく座長。



「今じゃなくていつ遊ぶんですか!! こんな4人もいて!!」



相変わらずキレどころが分からない男だ、オダワラジョー。

最初に「仲間」にこだわった所といい、一緒に遊ぶ友達いないんだろうな・・・とホロリとくる。

まぁ大人になったら普通いないけどね、クロヒゲ危機一髪友達なんて。



「何? キレた?」と、つとめて冷静を装いながら?問うビーフに、

「は?」と怒りに震える声で返すジョー。

わーいわーい、こんなオダワラジョーが観たかった・・・!!

「は?って何だよ、あぁ?」「はァ?」「あぁ!?」の応酬。

掴み合いの喧嘩になりかけて止められる。

「来いよ! 来い来い来いよぉ〜!」小学生レベルで挑発しまくるビーフ

だからこの芝居、喧嘩のシーンがどれもこれも萌えるから! (←おかしい)



なだめようとしたキャロットが「遊ぼう遊ぼう、剣あんだろ?」と言うと、

「あるに決ってるでしょう!!?」

また意味もなくキレるジョー。今度はキャロットと掴み合いになりかける。



「ぜってーお前には負けねぇからな!」

キレてるわりに、ゲームにはノリノリのビーフ




しりとりクロヒゲ危機一髪、をやることに。

ルール : しりとりして自分が言った文字の数だけ剣を差す。

罰ゲーム : 「負けたら死ぬ」(笑)

 ※ ただ黒ひげのプラスチックの剣で「わー」なんつって刺す真似するだけ。

  (大丈夫か、この組織)



しりとり最初のお題を出すのはビーフ

毎回違ってたみたいで、私が行った4回は、

「新宿区の“く” (『新宿』でいいだろとツッコミ)」 「107の“な”」 「殺し屋の“や”」か「組織の“き”」(←どっちだったかな・・・) 「ポテトの“と”」 だった。

・・・・・・107は劇中の世界に関係ないじゃん・・・・・・。



19日昼はなんと最後の一本までいったんですよ!

途中ビーフがとんでもなく長い単語を言って、それをクリアした辺りから団員のテンションが上がる上がる。

さすがオリゲキ、奇跡を起こしてくれますねぇ。



ラスト公演での 「ポテトの“と”」→「トンビ」(ジョー)→「び…ビビンバ!」(エシャロット) に拍手喝采



あと、「る責め」ってなんですか座長。

この言葉が通じなかった時、座長ってば完全に素に戻ってたし。

あれか? 単語の出にくい「る」とか「れ」(「れ」は結構あるか・・・?)とかばっかり同じ人に集中させるやつか?




罰ゲームしてるとき、ビーフだけがおもちゃの剣じゃなく、ぐーで殴るんだけど・・・・・・最終日の昼は純平自身も痛そうに手抑えてて、ニカに「手痛めてんじゃん!」って突っ込まれ、夜はニカなぐって「最終日になると手が痛い」と発言。

がんばったね、座長・・・(ホロリ)

殴って手痛めるのは、本気で人を殴りなれてない証拠だね。慣れてたら手を痛めないように殴るはず。

そうか、拳銃を手にする以前に、喧嘩に明け暮れるような日々はなかったんだね。

歌手の道を進みかけて落ちぶれて殺し屋のボスに拾われたわけではなく、学級委員長→殺し屋へストレートに就職したんだね。




エシャロットが「ちょっと待って!今日何曜日だっけ…」と罰ゲームを止める。

「今日、ラジオで4週連続やってるアメリカンジョーク講座の最終日なんだ」

「ラジオ貸して」とポテトに迫るエシャロット、「知らねぇよ」と無視して危機一髪を片付けだす3人。





さて、今日はこのへんで。そろそろ仕事行ってきまーす。

朝から何書いてんだろ、私。