「魔術はささやく」読了
新しいカテゴリ作ってみました。
読書記録でもつけるかなーと思いまして。
宮部みゆきさんの小説にハマってます。
もう3年くらいになるかな?
読書スピードが落ちて落ちて。なかなか進まないので、まだ読みたい本はいっぱいあります。
考えようによっちゃ、楽しみが長く続いてラッキーだね。
中学生くらいの頃に比べると、ほんっと読む速度が1/4以下・・・。あんまり本読む時間とれないしなー。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/01/28
- メディア: 文庫
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一見関連のなさそうな2人の女性の自殺、1人の女性の事故死。
その3人の死を知り、怯える4人目の女性。
事故死の女性をはねたタクシー運転手の甥が、事故の裏側を調べるうち、3人の死の真相に辿り着く・・・というあらすじ。
アバウトにも程があるけど、これ以上上手く説明できんわ私!
下手に書くとネタバレしかねないんでアレなんですが、もう。
なんでこう、壮大な事件を浮かび上がらせることと、人間の日常や感情をリアルに描くことを同時進行でやれるのか、ほんっと感心しきり。
スリルとサスペンスだけ のお話って、あんまり好きじゃないんですよね。
嫌いなわけじゃないけど、映画とかでもアクションものより、じっくり人の心を描いた作品の方が好きで。
その点、彼女の作品って等身大の人間がちゃんと描かれてて、そこが好きです。
登場人物みんな生きてて、息づかいが感じられるのが大好き。
一応、タクシー運転手の甥が主人公なわけですが、あぁぁぁ好き(いきなり何)
はるひ、宮部みゆきさんの小説に登場する男の子にぞっこんなんです。
この甥っ子(MAMORU守くん)に限ったことではないんですけども。
「今夜は眠れない」の緒方&島崎コンビとか、「ステップファザー・ステップ」の双子ちゃんとか。
子どもならではの真っ直ぐさとか純粋さを持っていて、なおかつ、ただ無邪気なだけの子どもじゃない。
すごくリアルでその辺にいそう、いや、いて欲しい男の子。
次は「レベル7」を読むつもりです〜。うふふふー。