「陰日向に咲く」読了
- 作者: 劇団ひとり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 234回
- この商品を含むブログ (772件) を見る
「読了」って言葉はアレですか。初めて読み終えたときに使うんですかね?
5回くらい読んでから使う言葉じゃないかもな。まぁいいけど。
好きな本は何度でも読むタイプ。はるひです、こんばんは。
好きなライブも何度でも行くしね。
さて、ハマると同じ本ばっかり読む私、最近はもっぱら「陰日向に咲く」です。
いやはや。
疲れた頭にもすーっと入ってくる、読みやすい文体がイイ。
主人公の性別や年代、性格によって文体が全然違うんだけど、その全部が読みやすいからすごい。
自分の日常にはあり得ない状況なんだけども、その感情とかがね、すごくリアルに伝わってくる。というか、なーんか似たような状況に覚えがあるというか。
全ての話がどこかで繋がっていて、ふと違う話のエピソードと交錯する瞬間が楽しいです。
きっとこの主人公達、彼が演じるキャラクター達と同列なんだろうなぁ。
とにかく大真面目に笑わせてくるんだもの、どのキャラクターも。
ちなみに、主人公格ではないですが、ミキが好き。
あんまり詳しく書くと、ネタバレになるのが悔しいところですが・・・いやぁ、なんかこの子好き。撫で回したくなる。
宮部みゆきさんの「鳩笛草」に出てくる大木という刑事さんにどことなーく似てる、というのが第一印象でした。だから好きなのか? この話も大好きでね。大木刑事がまた、好きなんだよね。
むむー、そういえば宮部さんの本も、まだまだ読みたいのあったんだよねー。
劇団ひとり・・・さん?(敬称をどう付けていいのかよく分からない)の本もまた出るなら読みたいしなー。
(つーか「激団ひとり」って変換されました。オリゲキじゃないってば)
でも、なかなか読めません。めっきり読書量が減ってます。
気力も体力も足りない。(OZMAのDVDに時間をとられすぎているとも言う)
たまには読書カテゴリーの日記も更新したいのよー。