さぁ次は何を読もう?

宮部みゆきさんの小説にハマってまして、アレコレ遡りながら読んでいます。
彼女の小説との出会いは3年と少し前。
きっかけは「ICO -霧の城-」でした。
これは、『ICO』というゲームをノベライズされたもの。
ICO』が大好きだったので、なんとなく手に取ったのが始まりでした。


繊細かつ壮麗な世界の描写、魅力的な人々。
原作のゲームには無いエピソードが多数盛り込まれているけれど、それでも原作の空気感をそこなわない緻密な設定。
これだけ惹き込まれる作品にはなかなか出逢えない、出逢えたことが嬉しい、心底そう思える小説でした。


※ゲームには登場しないオリジナルの人物として、オズマという異形の剣士が出てきます。
非常に魅力的な人物で、大好きなのですが・・・最近“角を生やしたDJ OZMA”に脳内変換されてしまって困ります。違いすぎるよ!
この本が出た当初は、まだDJ OZMAは登場してなかったんだよなぁ。
ハァ、あの頃のようにオズマを想い描きながら読みたい・・・ちょっとだけOZMAさんの印象強さを恨んでみたり。


それ以来、ちょっとずつちょっとずつ読んでいるのですが、読む順番にも気を遣いますね。
違う作品同士でお話が繋がっているものとかあって。
ハマりかけの頃に読んだ「今夜は眠れない」→「夢にも思わない」は、見事に逆の順序で読んじゃった。
順序逆でもストーリーは楽しめるけど、前作を読んでないと「???」な登場人物もいるからねぇ。


以前は永井路子さんの小説を読みあさっていたのだけれど、すっかり離れてしまいました。
宮部さんの作品を読破したら、また読もうかな。・・・いつになることやら。