ハリポタ7巻読了

OZMA大阪のレポを書きたいのですが、とにかくコレが先だ!


ハリポタ7巻、読み終えました。(英語力皆無なので、もち日本語訳で)
・・・・・・ため息しか出てこない。
感動ってよりも、「やっと終わった・・・長かった・・・」って感じ。


なるべくネタバレは避けるつもりですが、どうも自信がないので、これから読む人はご注意を。
あと、純粋なファンの方には「ごるぁッ!!この無粋者めが!!」と石を投げられそうな発言もしてますので、どうかイラっと来たら逃げてー。
そして、ファンじゃない人は意味わかんないと思うので、これもやっぱり逃げてー。



とりあえず、びっくりした事。
親世代の主要キャラクターが出揃った3巻の時点で、セブルスに関して「実はこうだったら素敵よねー♪」などと妄想していたことが・・・実際そうだったと判明。
セブルスに関して、というか、親世代の相関関係に関して、というか。
ただし、いわゆる同人誌的・萌え系の発想でしかなかったので、その事実がヴォルデモートとの対決に深く関わってこようとは思いもしなかったのですがね。
あー、しかし満足だ。セブルスの人物像がしっかり描かれただけで満足です。最初っから好きだったんだよ彼が!
親世代、セブルス・リーマスシリウスの順で好きです。(ハリーの両親そっちのけ)



実はこのシリーズ、2004年に発売された5巻を最後に、放り出していました。
全く興味がわかなくなっちゃってねー。
こないだ4年ぶりに読みたくなって、6巻・7巻を立て続けに読破しました。


5巻で嫌になった理由は色々あって。
自分の年齢やら環境的に、“学園モノ”の部分に共感できなくなったし。
登場人物が増えすぎて、頭の中がこんがらがっちゃったし。
人がどんどん死ぬ展開になったのが嫌だったし。
そして何より、「ハリーが邪悪な魔法使いヴォルデモートを倒し、平和を取り戻す」という大筋に飽きちゃったー・・・っていうのが本音かも知れない。
指輪物語』でいえば「フロドが指輪を破壊するために滅びの山へ投げ込む」って感じかね。
なんていうかさー、「途中にどんな試練が待ち受けていて、それをどうやって乗り越えるのかは知らないけど、とにかく最後は決着がつくんでしょ、めでたしめでたし。」と思っちゃったというかさー。(←最低な読者がいるよ)
「善と悪が闘ったら善が勝つんだろ、そんなの読まなくても分かってんだよーだ」っていうか・・・(やっぱり最低)
なので、戦いの結末については「ほーう、そう来たかー」くらいの感想しか無いです、ハイ。



ただ、7巻で明かされるセブルスの想いとか、リーマスの妻子に関する苦悩とか、ネビルの成長っぷりとか(この子の過去も相当壮絶だよな)、そんな要素のひとつひとつが深くて好き。
「ただのドジ」とか「単なる悪人」とか「生まれながらの聖人君子」とか、そういう設定の薄っぺらいキャラクターが1人もいないのがいいね。
みんな、過去があって、家族があって、思想や信念があって、性格もあって、・・・ちゃんと生きてますよね、どの人も。
ダンブルドアなんかは超人めいてて微妙だったんだけど、7巻で急に大好きになりましたよ。



さーてー。
ぼちぼち1巻から読み返そうかな。伏線探しでもしながら。